和菓子屋のお菓子屋

福岡・小郡の商業施設内にある「お菓子の広場 いしむら」の復旧・改装計画です。 西日本豪雨の影響により損壊し、復旧工事を余儀なくされた店舗について施主は、単純な復旧ではなく新しい店にすることを選択しました。 石村萬盛堂の和菓子とボンサンクの洋菓子の両方を揃え、商品のみでにぎやかさを演出できる店はシンプルな方が良いと考えました。贈答用のお菓子を陳列するケースと棚には色の濃い木を使用、1個売りのお菓子は商品が引き立つよう白い家具に、朝生菓子と呼ばれる和菓子には木製のばんじゅうを使用しました。博多を代表する和菓子屋が営むお菓子屋として、「和」の雰囲気を感じられる空間としました。