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吹き抜けを中心に、コミュニケーションが広がる園

地域のランドマークとなる園にしたいと考え、黒い箱を白い箱が覆うように、黒と白でメリハリをつけ、周囲に無い外観を目指しました。 屋根の形状も庇を正面と園庭側へ大きく伸ばし、外壁と一体として見えるようなデザインでクールな印象を持たせています。 内部空間は空間の凹んだ部分にアクセントのカラーをつけ、その他はシンプルに白で構成しました。 2Fには年長クラスの保育室と園庭があり、1Fの事務室とランチホールから吹き抜けを通してコミュニケーションを取り合うことができます。 原田COCO保育園のコンセプトは、名前にもあるように「一人一人の個々を大切にし、個々が成長できる園」であり、外観と内部空間にも個性を持たせ、園児が楽しくなる居場所を複数設けました。 また、保育園のロゴからツールも含め、グラフィック、サインデザインも行いました。 ロゴは「COCO」の部分を子どもの顔に見立て、あっちこっちを向く様子から個々の個性を表現しています。

credit

クライアント :

一般社団法人ここ福祉会

福岡市東区

https://haradacoco.com/
撮影/内観 :

Toshihisa Ishii / Blitz Studio

撮影/外観 :

ティエムフォート

所在地 :

福岡市東区

用途 :

認可保育園

構造 :

S造

面積 :

526.73㎡(159.3T)

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